2009年のベスト
2010-04-04


もたもたと、2009年のまとめが今頃になってしまいましたが、とりあえず。

(劇場鑑賞)
1.チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室
2.96時間
3.扉をたたく人
4.グラン・トリノ
5.ジュリー&ジュリア

次点:シャッフル、ウォッチメン、いとしい人

(家観)
1.4分間のピアニスト
2.ルックアウト/見張り
3.アフター・ウェディング
4.レールズ&タイズ
5.該当なし


2009年の俳優:アントン・イェルチン
(チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室、スタートレック、ターミネーター4)
2009年の女優:該当なし

総鑑賞本数が格段に減ったのではないかと。そのわりに印象に残らないものはすっかり記憶になく、タイトルだけではもはや判別不可。やだねー。まあ、当然ここに上がってくるものではないので善しとしましょう。

劇場鑑賞で群を抜いてベストだと言えるのが「チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室」。俳優を挙げるとしてもアントン・イェルチンになりました。彼の快進撃は2010年になってからも続いています。しばらここの露出・・・いや活躍は続くのかな?と言った感じ。そういう意味では今年もロバート・ダウニー・Jr.も同様。
ヒューマンドラマの2本を抑えて次に持ってきた「96時間」は文句なしに気持ちいいエンタメ映画の王道。リーアム・ニーソンの人間離れしたモーレツな突撃は観ていてスカッとする。人を殺しすぎるきらいはあるが、リュック・ベッソンとクェンティン・タランティーノについてはそういうものなので。
で、3・4位になってしまった2本。「扉をたたく人」についてはブログの記事のとおり。「グラン・トリノ」はクリント・イーストウッド節炸裂で、これは私としては彼の代表作の1本として留めておきたいと思う。
「ジュリー&ジュリア」はストーリーの発想(元ネタが実話だけどね)とキャラクター造形が見事で、この年の女性映画では一番楽しめた。料理の出る映画って、巧く出来てるとかなりポイントが高いんだよね。作る側のメリル・ストリープとエイミー・アダムズが楽しそうだし、ましてやスタンレー・トゥッチとクリス・メッシーナがめちゃめちゃおいしそうに食べるのが何よりもいい。
次点はどれもタイプが違うもので比べるのが難しく、ベストには入らなくても無視できなかったもの。「ウォッチメン」はここ最近増えているアメコミの中では最高の出来だと思った。「シャッフル」は久しぶりに新鮮な面白さを感じたサスペンス。タイムマシン・ムービーの面白さは脚本次第。こういうのがたくさん観られるといいんだけどね。「いとしい人」はしっとりとした女性映画。ブログでも深くは追わなかったのだけど、本質の重さはそれはそれ、映画から直接味わえる感じを大切にしたいと思った1本。そんな映画はいつまでも少しだけ心に残ってるんじゃないかと思うの。

家観は今年は不作で5本上げられず。だけれども上位の3本は秀作。「4分間のピアニスト」は劇場で観るべきであった!俳優主義で公開作品を選ぶとたまにこういうところが穴なんだよねぇ。「アフター・ウェディング」もマッツ・ミケルセン出演作でちょっと迷ったんだけど見送ってしまいました。「ルック・アウト/見張り」は劇場未公開。これは脚本が良く出来ていてお見事。ジョセフ・ゴードン・レヴィットもいいし、ブログの記事のとおり。「レールズ&タイズ」はケヴィン・ベーコン作品なので、ってことで♪


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