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96時間 TAKEN
2008 仏 監督:ピエール・モレル
リーアム・ニーソン ファムケ・ヤンセン マギー・グレイス ザンダー・バークレー リーランド・オーサー
元工作員のブライアン(ニーソン)は仕事で家庭を失ったが、引退した今では分かれた妻(ヤンセン)が富豪(バークレー)と再婚した家庭に暮らす娘(グレイス)を見守る。裕福で甘やかされ放題の娘が従妹とパリに遊びに行った先で人身売買組織に誘拐され、奪還のために彼は単独で組織に戦いを挑む。
お父さーーーんーーーっっっっ!!!!
一言で言えばそんな映画。
お父さんは娘が可愛い。
お父さんは娘を溺愛する。
お父さんは娘のためなら命がけ。
だから・・・お父さん、愛してるよ!
そんな映画ですが、今年観た中でベスト3に入ります。
多分、私の今年のベストで上位に収まると思います。
久しぶりに観ていて肩に力が入りっぱなし。R-12指定になってましたがなるほどお父さんってば敵側と見るなり殴る、撃つ、やりたい放題。バイオレンス度かなり高め。またお父さんが強くって、緊張するは、興奮するは。結構疲れたけど、いやいや面白かった。大満足。
倫理的な部分とか法的な部分で突っ込みどころもたくさんあるだろうが、そんなもんどーでもいい。リュック・ベッソン製作のバイオレンスアクション映画だもの。
そう、リュック・ベッソンのアクションなんだけど、なんでリーアム・ニーソンなんだろうと最初は思った。どう考えても彼はアクションって柄じゃないもの。そんなに若くないしカラダのキレとかいいイメージないしね。逆に心配だなと思ってたんだけど、いやいやなかなか頑張っていたのであった。
キレのあるアクションならもっと適任はいたはず。でもジェイソン・ステイサムじゃ若すぎるし、ダニエル・クレイグでもやっぱり若いし、ちと迫力に欠ける。ジャン・クロード・ヴァンダムじゃB級かコメディになっちゃう(失礼!)。
娘を溺愛しているところに彼ならではで妙に説得力があって、じゃあそこまでしてもしょうがないかって思わせたいんだなと(本当にしょうがないかはこの際置いとく)。そこがニーソン起用のポイントなんだろう。
エンタメが好き。
ドラマが好き。
サスペンスが好き。
欧州が好き。
俳優が好き。
Rockが好き。
ラブストーリーが好き。
ファンタジーが好き。
私の好みの傾向のうち、先の6つを満たしておりました。
興味をもたれた方はどうぞ。
でも・・・娘を持つお父さんは・・・もしかしたら、観ない方がいいのか・・・な?
ところで・・・お父さん、いったい何人殺したの?
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