禺画像]
ASHLEY JUDD 1968/4/19 USA
最初に見たのはどれだったんだろう。私が映画を観始めた時と同じ'95年のデビューからずっとコンスタンスに出演作品があり、彼女もすっかり馴染みの女優だ。
当初は「ヒート」、「評決のとき」、「ノーマ・ジーンとマリリン」、「ボディ・リップス」などブロンド美人の妖艶なイメージがあり、シャーリーズ・セロンと区別がつかなかった。
が、ちょっと違うかも?と思ったきっかけは「コレクター」や「ダブル・ジョパディ」などのサスペンス作品だった。色気のある女性が美女を狙う犯人に拉致されたりストーカーの標的になったりするのはよくあるパターンだが彼女の場合、恐怖に泣き叫びもするがそこでは終わらない。髪振り乱し泥まみれになって逃げまくり、あちこち傷だらけになっても戦っちゃう。彼女がなかなか根性見せまくりの女性を演じると非常に応援したくなってくる。このタイプは彼女には似合うと思われているのだろう。近年でも「ツイステッド」でも見せてくれる。
その一方で彼女が見せる女性の顔はとびきり優しい。「サイモン・バーチ」の母親、「あなたのために」の友人など脇役だが主人公にとってかけがえのない心のよりどころとなる重要な女性の役の彼女はとても印象に残る。美人な上に笑顔がとても親しみやすく安心感があるように思う。
彼女の妖艶さにはどこかクラシカルな感じがあって'30〜'60年代を舞台とした作品ではその時代の衣装やメイクがよく似合う。「ノーマ・ジーンとマリリン」、「フリーダ」、「五線譜のラブレター」などまったく違和感がない。
でも私が一番好きなアシュレーは「恋する遺伝子」の彼女だ。この彼女は基本的に男っぽい。さばさばしていて現代人の女性としてばりばり仕事もこなす。しっかりと自己主張し感情豊かな女性だ。恋人に振られて爆発。そこでとった行動が笑わせるのが「恋する遺伝子」の本筋になっていくのだが、全編とおしてこれのアシュレーは可愛くて楽しくて魅力的。なぜ今まで彼女にロマンチックコメディが回ってこなかったんだろう?と思ったくらいだった。
アシュレー本人も男っぽい人なのかもしれない。生まれついての色っぽさ、まるでモデルのようなフォトジェニックさも彼女の大きな魅力だろうが、デビュー当初の脱ぎっぷりの良さ、大胆さはその表れかも。どこか快活であまりいやらしさが感じられないところが面白い。見た目は色っぽいのに言動が男勝りだったりするキャラが目立つのもそのせいかもね。
母親と姉がジャズシンガーだそうで女性ばかりの中で育ってきた環境も影響しているのかも。
これだけ幅の広い役を演じられるのはきちんと演技の勉強もしている上にアシュレー本人の資質が恵まれているからだろう。今後もいろんな作品でころころ変わる顔を見せて欲しい。泣いたりわめいたりぐしゃぐしゃになってもスクリーンで魅力的な女性。そういないぞ〜。
セコメントをする