ジョゼフ・ゴードン・レヴィット
2009-06-09


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JOSEPH GORDON-LEVITT(左)  1981/2/17 USA
- DAVID KRUMHOLTZ(右) -

久しぶりの俳優ネタは子役時代から見ているキャリア十分の若手俳優。ジョゼフ・ゴードン・レヴィットです。若手っていってももう30歳直前なのか。成長しても童顔なのでそんな歳には見えないんだけど。イメージ的にはマイケル・アンガラーノと同じタイプ。マイケルよりちょっとだけクール・・・かな?・・・ほんのちょっとだけね。

子役時代の作品は「リバー・ランズ・スルー・イット」のクレイグ・シェファー(ブラッド・ピットの兄役)の少年時代。「エンジェルス」の主人公の野球少年。「陪審員」のデミ・ムーアの息子。「ホーリー・ウェディング」ではパトリシア・アークェットと結婚する(!・・・勿論、コメディです)。

「陪審員」で15歳。子役というよりティーン俳優になりつつあるが、童顔のせいか役柄より子供に見える。弱々しい苛められっ子タイプかも。最初のティーン映画はホラーの「ハロウィンH20」。ジョッシュ・ハートネットの同級生かな?実ははっきり憶えてないんだけど確かブギーマンから逃げ回る生徒たちの一人だったんじゃないかな〜(笑)。

そして「恋のからさわぎ」。シェイクスピアの『じゃじゃ馬ならし』をベースにしたラブコメディ。今となっては貴重なヒース・レッジャーが主演作品。彼はこの作品がお気に召さなかったようだけど、この手の作品の中ではキャスティングが面白く、映画自体も非常に出来が良いと思う。ヒロインはジュリア・スタイルズ。ガブリエル・ユニオンもいるしスクールカウンセラーがアリソン・ジャーニー。そして何よりこれのデヴィッド・クラムホルツが最高なんだ♪
ふたりまとめて苛められっこ。これがまたよくお似合いで。18歳のはずだけど中学生くらいにしか見えない。見た目もキャラクターもいかにも苛められそうなんだこれが。

ところが次に見たのが“Havoc”(邦題「アン・ハサウェイ/裸の天使」)というティーン映画というか無謀なティーンネイジャーの青春映画といったところ。ヒスパニック系ギャングの子達ともめる白人の少年役。前作から5年以上経ってると思うがあの童顔からしたら結構おとなっぽくなっていた。といっても役柄はティーンみたいだけど本人は24歳くらい?やっぱり童顔か(笑)。

日本で見られる作品がその後暫らくないのだけど、1996年から2001年までTVシリーズにかかっていたようだ。その間に成長していたのね(?)
「ルックアウト/見張り」が見ている中では一番最近の作品で2007年。突然大人の男になっていました。しかしながら役柄が結構深みがあってこれがまた嵌っていてよかったのだ。有望なホッケー選手だった青年は彼女を楽しませようと、ある理由で夜の道を消灯のまま車を走らせて大事故に遭う。頭部を激しく打って記憶が長続きしない後遺症が残る。友人を死なせた自責の念と記憶が途切れるためからくるイライラも募り普通の生活をするのが難しいが、親元を離れリハビリを続けながら夜間に銀行の掃除の仕事をしている。そんな彼が自分の勤める銀行への強盗計画に巻き込まれるというストーリー。自分の生き様にイラついていた彼が、ある日健常者らしい扱いに素直に喜びを見出したものの、それが強盗をもくろむ一団だったと知り、揺れながらも自分の心を見つめなおし、記憶の途切れを利用して彼なりの逆襲に打って出る。

こう言ってはなんだが、正直、今まで若手俳優として興味は持っても、その演技に注目するものはなかったのだが、今回初めて面白い役者になったのかも?と思えた。
これから30代だし、面白い役で見られることが今後どんどん増えてくるのかもしれない。要注目♪


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[actor(サ行)]

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