モーガン・フリーマン
2008-05-31


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MORGAN FREEMAN   1937/6/1 USA

映画好きなら知らない人はいない。映画好きじゃなくても地上波放送のメジャー作品を見ていれば絶対に目にしたことがあるはず。傍役俳優の御大の登場です。
90年代映画から観始まった私。5本観れば1本には必ず彼がいました。それから15年くらい映画を観てきて、彼の出演作は30本を超えました。もちろん彼の出演作品数はそんなものではないでしょうがね。
その当時をときめく若手人気俳優の主演作品で必ずといっていいほど主役の側にいて、その存在感を示していた傍役俳優の真骨頂みたいな人。彼の場合、代表作を語るより、この人とこんな作品に出ていたよ〜と、語る方が彼の良さを分かってもらえそうな気がします。

あ、彼のような人のことを語るのが本来このブログを立ち上げた目的だったような・・・(笑)。


私が最初に彼を記憶したのは、「ロビン・フッド」だと思う。ケヴィン・コスナー演じるロビンの側らにいた彼。従者であり指導者でもある。経験と博識あるキャラクターの味とその存在感。以後、彼の役回りが確立されたも同然。
続いて「セブン」でブラッド・ピット演じる血気盛んな若い刑事の相棒の退職直前の刑事役。猟奇的な犯人に自身までをも掻き乱されていくピットの側で長年の経験と勘で捜査にあたる。彼の存在がピットのキャラクターをより引き立たせていた。
そしてその存在感は「ショーシャンクの空に」を観て確実になった。主演はティム・ロビンスだがこれのフリーマンはストーリーテラーの役割を担っていて両主役といってもいいくらい。ロビンス演じるアンディ・デュフレーンの希望への支えとなり彼を見守る。映画は彼の視点からデュフレーンを観ていることになり、ストーリーにすっかり引き込まれていったのはフリーマン演じるレッドの存在が大きい。

観るのが前後したが、「ドライビング Miss デイジー」を観た時、主演のジェシカ・タンディとのコンビネーションを観て、初めて、この人は只者ではないと思った。ハリウッドメジャー作品で、人気の主演俳優の側に重要な役で配される彼をただの傍役で済ませてはいけないなと。ある意味、傍役俳優の重要さと、それに値する力量を兼ね備えた役者の存在に大きな魅力を感じるきっかけになった人かもしれない。彼の演技のこの安定感と滲み出る味わい深さ。映画って面白い。役者って面白い♪

過去作を見ても彼のキャラクターの重要性は極めて顕著。クリント・イーストウッドの「許されざる者」ではイーストウッド演じるガンマンを目覚めさせる相棒。
「グローリー」では南北戦争での北軍の黒人兵士のリーダーで若い指揮官のマシュー・ブロデリックの心の成長に多大な影響を及ぼす。
「ジョニー・ハンサム」ではミッキー・ローク演じるジョニーを追い続け、その数奇な運命を見届ける。
ロバート・レッドフォードが所長に就いた刑務所の騒動を描く「ブルベイカー」では囚人の一人で、彼はレッドフォードに所内の現実を見せてくれる。
過去作の中で私が一番目に焼きついているのは「パワー・オブ・ワン」。アパルトヘイト政策時代の南アフリカで育った少年のスティーヴン・ドーフにボクシングコーチをしたフリーマン。人種間を超えた心の交流が彼の持つ温かさと重厚さが印象深い。故に彼の最期が悲しくてたまらない。そんな彼の姿を見てきた少年のこれからがこの作品のテーマなんだと思った。

その後はハリウッド作品で怒涛のごとく快進撃が続いていく。トム・ハンクス主演の「虚栄のかがり火」の判事。
「チェーン・リアクション」ではキアヌ・リーヴスのボス。
ダスティン・ホフマン主演の「アウトブレイク」では重要な決断を迫られる軍人。
「コレクター」では被害者のアシュレー・ジャッドと一緒に猟奇的な誘拐犯と闘うベテラン刑事。その続編「スパイダー」ではフリーマンの刑事が主演になった。
ジャッドとは相性がいいのか「ハイ・クライムズ」でも弁護士役で彼女の助けになる頼もしい存在。

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[actor(マ行)]

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