トーマス・クレッチマン in 「ミス・ダイヤモンド」
2005-12-29


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ミス・ダイヤモンド DIE DIEBIN
1998 独 監督:マイケル・カレン
出演:サンドラ・スパイシャット トーマス・クレッチマン ウド・キアー

ただいま、旧作を追って鑑賞中。すでに観たはずであったが再見したら“ほんとだ、クレッチマンだ!”。あまりに憶えてなくてびっくりしたのが「ミス・ダイヤモンド」。ドイツ時代のTVMだが数年前にCSでみたように思う。98年作でクレッチマンはまだ主にドイツで活躍していた頃。
主演の女優は印象に残っていたのだが相手役の俳優がクレッチマンだったとは・・・。全編にわたってほぼ出ずっぱりじゃないか!・・・その頃はこのかっこ良さが好みじゃなかったのかなぁ?

「ミス・ダイヤモンド」は女宝石泥棒のアクションムービー。クレッチマンは彼女が狙うダイヤモンドの警備を請け負う会社の人間で、どういった成り行きでか彼女と行動を共にするうちに、その宝石の裏にある詐欺を暴くというもの。

シリアスなアクションと言うよりは、彼女とのからみを面白く描いていてちょっとコメディっぽい作りになっている。コメディテイストのクレッチマンなんて初めて見たけどこれがめちゃめちゃキュート!髪もちょい長めで若く見える。(当時35歳)笑顔も寝顔もかわいいぞーっ。
アクションといってもそこは主演の彼女にお任せで、クレッチマンは格闘シーンがあるわけでもなく走る程度。なんだけど、タンクトップ1枚の上半身はがっちりしていていい身体してるなと思ったら、そうでした。彼は俳優になる前は水泳でオリンピックに出るほどの選手だったんでした。でもそれって10代の頃のことなんだけどねー。トレーニングの仕方とか身についてるのかも。
この逞しい上半身は「ゴッド・ディーバ」でも見られます。

キュートなクレッチマンを堪能した。ドイツ映画のアクションってスタイリッシュで結構かっこいいものが多い。それを期待していたらコメディなクレッチマンでびっくりなのだが、むしろ彼はこういうタイプの方が似合うかも。やっぱりこの人はソフトだよ。ナチの将校って柄じゃない。

ドイツ時代の作品は侮れないぞ!

今回ひとつだけ不満が。DVDで観たのだが英語の吹替えだった。何かやっぱり変だわ。クレッチマンが大騒ぎする声聞きたかったなぁ。CSで観たときはどうだったんだろう?違和感を感じた憶えはないのだけど。・・・当時はさほどの興味もなく気がつかなかっただけかもね。

初出:2005/5/28(土) 午前 0:38
[actor(タ行)]
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