ジェイク・ウェバー
2006-07-23


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JAKE WEBER  1964/3/19 UK

この顔に見覚えがあるだろうか?主人公の夫役とか地味な敵対側役とか仕事仲間とかそんなんばっかりなのだ。
しかし私が目を留めたのはその夫がすごっく素敵な男だったから。

TVシリーズ「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」の主人公であるパトリシア・アークェットは殺人現場の夢を見る。彼女には死者の感情を感じる能力があった。彼女は悩みを夫のウェバーに訴える。彼は真実のわけがないと思って打開策のために夢の内容を書いて警察に送ってみたところなんと現実だったために、彼女はオブザーバーとして警察に協力することになる。墓穴を掘ってしまったかのような夫のウェバーだが、彼女が真剣に仕事に取り組むとなればちゃんと協力するんだからなんていい人!妻の尋常でない能力にもばかにしたり恐れたりせず受け入れ、まともにつきあってたらノイローゼになりそうな彼女の状況にも適度に流しうまく夫婦関係を築いてくれるなんて頼もしい夫君!好感度大である!

データを調べて意外なことに英国人なの?ハリウッド作品でしか見た事がない気がするのだけど。
最初に見たのは「ジョー・ブラックをよろしく」。ブラッド・ピットが入り込んだアンソニー・ホプキンズのファミリーで彼の存在を疎ましく思っていた男でたぶんピットの恋敵でもあったんじゃなかったかな?端正な顔立ちでタキシードもパリッと似合っちゃうスマートな彼。冷たさを感じるのでふんわりしたピットと対照的で非常に効果的だったと思う。

次に観た「U-571」では米国軍人。情報部の将校というインテリっぽい雰囲気はぴったり。「ザ・セル」の捜査官もこのタイプ。ピシッとした制服やスーツがタキシード同様よく似合う。
インテリというと「レオポルド・ブルームの手紙」では大学教授で折り目正しい男。(この作品についてはストーリー的に微妙な部分があるのだが・・・。)

「狂っちゃいないぜ」の管制官仲間は髭を蓄えてちょっとインチキくさい雰囲気が少し怪しい。正統派の役が多い彼にしては珍しいタイプ。でもなかなか面白い感じなので役の幅が広がるかもしれないとちょっと期待。

でもやっぱり基本は良心を感じる男が似合うタイプに思える。前述の「ミディアム」や「レオポルド・ブルームへの手紙」の良き夫。「ドーン・オブ・ザ・デッド」のゾンビに立ち向かう仲間の一人など一般的な印象は悪くないと思う。
彼が主演を演じることは今後も考えにくいが、コンスタンスに映画にTVに夫や同僚役など脇を固める一員として顔を見られることを期待する。

おまけ。彼の声がまた渋くていい。WOWOWで放送中の「ミディアム」で副音声の彼の肉声を是非聞いてみて欲しい。
[actor(サ行)]

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